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ダイエット

ダイエットはうまくいく〜ただの我慢は下策なり〜

うまくいくダイエットは工夫の凝縮だ。画期的な方法があるわけではない。

目次:ポイント

「成功するダイエット法」

などという言葉は、これまで何度もダイエットに挫折してきた人々にとって、砂漠に浮かぶ蜃気楼のごとく、追いかけても、徒労以外に得られるもののない、甘美で虚構なる響きだろう。

そうと知っていても、新しいダイエット法や、どこかの誰かが成功したダイエット法に関心を示さずにいられない。

単に、体脂肪を減らすことがなぜ、それほどに難しいのだろう。

それは、私達の体が「やめろ」と抵抗するからである。

体脂肪の減少は、いわば備蓄財産を取り崩すことである。

もし、生計を共にする誰かが、悦楽のために浪費し、財産を食い潰していたら、誰でも「やめてくれ」と言うに違いない。

浪費が破産に繋がるならば、体脂肪の減少は究極的には死に繋がる。

ダイエットに対し、体が必死に抵抗することは当然である。

毎日たった5分のエクササイズや、ちょっとカロリーの低い食品に切り替えたところで、果たして、体の必死の抵抗を抑えこむことができるのだろうか。体の抵抗は優しいものではない。

人類が今まで生き残ってきたのは、生存への執着と、優れた適応能力を有するからであり、ちょっとやそっとじゃ、それらを抑えこむことはできるはずがない。

挫折するダイエッターにまず必要なのは「楽に、簡単にできるダイエット方がどこかに存在する」という認識を捨てることである。

ダイエットの基本

体脂肪が減少する原理は単純だ。

摂取カロリー<消費カロリー=体脂肪の減少

そして、これをもう少し、現実に近づけると

(摂取カロリー + 体の適応及び抵抗) < (消費カロリー + 我慢力
=体脂肪の減少

になる。

数学的には間違っている式なのだが、意味するところは伝わっているだろう。
ダイエットの基本は摂取カロリーよりも消費カロリーを多くすればいいのだが、現実には、摂取カロリーが低いことで起こる体の抵抗と適応に、どれだけ我慢できるかがダイエットの成否を分ける。

失敗する人は、十分な体脂肪の減少より早く、我慢が限界を迎えてしまうのだ。

私は、コンテストボディビルダーとして何度も減量した。効果的なダイエットのために、栄養学などの科学的な知識を身につけた。

十分に体脂肪を減量し、コンテストでは幾度となく入賞したし、表彰台にも登った。

そして、ダイエットをするごとに、ダイエット自体が楽にできるようになっていった。

理由は、豊富な知識と、素晴らしいダイエット法を見つけたからではなかった。

ひとつには、空腹に慣れたこと。

もうひとつにはどうやって空腹を楽に我慢するかということである。

空腹に対する耐久力の向上と、対処法の発見が、私のダイエットを楽なものにした。

文字通りに、簡単で楽なダイエット法というものは、私の知る限りない。

けれども、辛いダイエットを簡単で楽にする方法は身に付けることはできる。

空腹に対する耐久力は、ダイエットの経験をしていく中で備わっていくものなので教えられないが、空腹への対処法は知れば使えるものだから記事を通じてシェアしたいと思う。

好きなもの食べよう! だけど少しだけ

空腹は、胃に食べ物を詰め込めば治まるほど単純でない。

むしろ、どれだけ食べるかではなく、何を食べるかで満腹の度合いは変わる。

空腹を紛らわすために、低カロリーのこんにゃくだとか、キャベツの千切り、水をがぶ飲みしても、不快な膨満感を覚えるだけで、空腹感が全く治まらない。

「空腹だけどお腹いっぱい」こんな経験をした人は少なくないはずだ。
空腹は、胃で感じるのではなく、心で感じるものと捉えよう。

低糖質、低脂肪、高たんぱく質で構成されたダイエット食は味気なく、ストレスにすら感じる。そのストレスが満腹を渇望する空腹の原因の一つだ。

そのストレスによる満腹への渇望は、カロリーではなく、「美味さ」で満たされる。しかも、少量でも効果は高い。私は、一日の食事メニューの中に、好きなお菓子を入れた。

例えば、一日に1600キロカロリーを基準にメニューを作成するとしよう。

一般的には、体のために必要な栄養を基準の1600キロカロリー分全てで摂れるように食材を吟味するだろう。だが私は、そこに、心のために250キロカロリーを割り当て、体のためには1350キロカロリー分だけを割り当てた。

これで、毎日、キットカット1枚(ミニなら2枚)とミルクたっぷりのコーヒーで過ごす、ティータイムを手に入れた。

このひとときだけはダイエット中の緊張は解け、心が休まる。人によって、心を満たしてくれる食べ物は異なるだろうから、それぞれの思う食べ物を食べればいい。

完璧なダイエット食は疲れる。少し遊びがあったほうが気持ちが楽になって、途中で諦めることも少なくなるだろう。

人工甘味料を使えばいくらでも甘くなる

カロリーと甘さがイコールの時代は終わった。

人工甘味料はスーパーでも手に入る。人工甘味料には独特の甘さがあるし、体によくないと、思う人もあるだろうけど、昔はそうだったかも知れないが、今は、砂糖に近い甘さの人工甘味料も出ているし、食品パッケージの成分表を見れば、様々な食品に人工甘味料が使われ、知らずに摂取していることに気付くだろう。

「甘さ」はダイエット中に不足しがちな味覚だ。

人工甘味料の甘さでも、いくらかでも空腹の足しになる。私は、飲み物は、ペプシツイスト・ダイエットを毎日1.5リットルは飲んでいたし、味の素のパルスイートを砂糖みたいに使っていた。

カロリーが無ければダイエットに影響はない。

少しでも、食生活がマシになるのなら使わない手はない。

一般的に砂糖の代用として使える人工甘味料はどういったものがあるだろう。いくつか挙げてみよう。

    • 羅漢果

    • エリスリトール

    • ステビア

最後に

うまくいくダイエットは工夫の凝縮だ。画期的な方法があるわけではない。小さなアイデアとケースバイケースの対処法によって、「凄い我慢」を「ちょっとの我慢」に変え、「凄くツラい」を「ちょっとだけツラい」に変えるのである。

ダイエットはキツい。だけども、工夫を武器に真正面からぶつかっていこう。そうすればきっとうまくいく。

 

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