トップ選手たちの強さの秘密はなんだろうか。私達凡人も、その秘密を知ればもっと強く慣れるのではないだろうか。
そんな淡き期待を胸に、セミナーに参加したり、ユーチューブで動画を見たりして、なんとか、その「秘密」を知ろうとする。
たしかに、強い選手は、特別なトレーニングをしたり、特別なものを食べたりして強くなっているかも知れないし、それを真似すれば、今よりは僅かにでも強くなれるかも知れない。
だが、「僅かに」強くなっても、決して彼らと同じようには強くなれない。なぜなら、「素質」がないからだ。
「素質」とか「才能」というものを理由に自分の弱さを正当化するのは、一般的に良しとされない。
それよりも、「努力」とか、「心の強さ」、「トレーニングの方法」などを理由とする方が受け入れやすい。
それは、後者がなんとか出来そうなものであるのに対し、前者が改善不可能であるからであろう。そして、どうしようもないことだから、信じたくないのだ。
だけれども、それが真実の場合もあるのだ。私達凡人は、今よりもほんの少しでも強くなるために、そんな不都合な真実に正面切って立ち向かわなければいけない。
ユーチューブサーフィンをしていたら、私達凡人の信じたくない真実を肯定する、「楽しく明るい動画」あったので紹介する。
アマンダ・ローレンスは、84kg級のパワーリフティングチャンピオンである。
彼女のユーチューブチャンネルにアップされている動画に母親とトレーニングする動画あった。
「強さは遺伝? 強さはのみなものとはなにか〜ママは君より強い!〜」
親子でベンチプレスをするのだが、母親はベンチプレスをするのは3回目だ。ウォーミングアップをして、最終的に60kgにチャレンジし成功する。