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筋トレ談義

ジムであそぼう

一生懸命だけが、筋トレじゃない
追い込むだけが、いい筋トレじゃない

目次

何年もジムでトレーニングを続きていると、どうしても飽きてしまいます。

変わらない重量、変わらない疲労感、ジムの会員との内容の変わらない雑談、そして変わらない不快な翌日の筋肉痛。

かなりの期間トレーニングをしていますから、さらなる筋量と筋力の増加の可能性は僅かです。

面倒になってしばらくトレーニングをしないこともあります。

1ヶ月か2ヶ月何もしません。

何もしないと、だんだんと運動不足になっていって、身体のあちこちが痛くなって、身体も重く感じます。

ちょっとまずいかな、と思って再びジムに通い始めます。

筋力はすぐに落ちますが、筋肉はすぐに落ちません。

また1ヶ月か2ヶ月すると元の筋力の水準と筋肉の張りを取り戻します。

ですが、またしばらくすると飽きてしまいます。
筋トレをはじめたばかりの人には想像ができないと思いますが、トレーニングを続けていると、遅かれ早かれこういったマンネリが起こります

誰もが似たような状況で、ジム会員同士でトレーニングを休まないように励まし合うのが挨拶みたいになります。

筋肉はそう簡単に落ちない

トレーニングを休んだり、たんぱく質をしっかり摂らないと筋肉があっという間に落ちてしまうと考えている人がいますが、つけた筋肉はトレーニングをちょっと休んだり、たんぱく質を十分に摂らなかったからといってそう簡単に落ちません。

きっちり計れば減っているのかもしれませんが、少なくとも見た目にはそうわかりません。

競技ボディビルをやろうという気はありませんが、筋トレは続けていきたいと思っています。

ジムには、自分の筋力が落ちていないか気になって、毎回のトレーニングでベンチプレス100kgに挑戦している人もいますが、ベンチプレスで100kg出来ようが出来まいが大した意味があるとは思いません。

私は、重量が何キロであれ、全身の筋肉や腱、靭帯、骨などの運動器官に刺激を与え続けることが大事なことだと思っています。

一番良くないのはトレーニングを完全にやめてしまうこと、それから頑張り過ぎて怪我をしてしまうことです。

誰もいない、まっすぐ続いた広い道路を、ぎゅっとアクセル踏んでぶっ飛ばしたい気持ちを抑えて、ひたすらに制限時速で走り続けるもどかしさです。

ひらめきの余裕

最近は、どうせ変わらないんだからと、筋肉痛に関係無く、毎回のトレーニングで全身を鍛えています。

追い込んだりはしません。

一つの部位につき週1回だけ動かすよりも、毎回動かしてやった方が気持ちが良いな、と思ってやっています。

エクササイズもその順番も、セットも重量も決めていません。

ジム会員との話が盛り上がれば、今日はよく喋ったなと、2、3種目のエクササイズを数セットやったくらいで帰ることもあります。

他の頑張っている人には申し訳ないくらい、のんきなトレーニーです。

こんな気持ちですから、誰かが、私が使っている器具を使いたいようなそぶりに気が付いたら譲ります。

ただし、稀に気分が乗っていて、頑張っているときは譲りませんけれど。

適当なトレーニングをしているわけなんですが、それがいろいろな思いつきを試すのに都合が良いことを知りました。

筋肉をつけようと一生懸命であると、ベンチプレスやスクワットなど、筋量増加に効果がある種目は毎回欠かせませんし、まずそれらのエクササイズはトレーニングの序盤にやります。

他の部位でもエクササイズの順番や種類は固定的です。

ある部位のトレーニングで全然効かない、などの差し迫った理由を除いては変化をつけることはないでしょう。

実に多種多様なエクササイズとトレーニング法があるのに、とてももったいないと、今は思います。私自身も、かつては決まりきったトレーニングばかりで、それ以外の何かを試すのが不安でした。

ですが、適当トレーニングをするようになってから、そんな不安はどこかへ消えました。

だって、もう筋肉の発達なんてどうでも良くなったのですから。

とにかく飽きないためのトレーニングなのです。

今までやったことのないエクササイズをやってみたり、従来のメニューを逆からやってみたり、また一度やったエクササイズを、他のエクササイズを挟んでもう一度やってみたりと、筋トレのルールを無視してめちゃくちゃするのです。

それがなかなか楽しい。

そして、四方八方のトレーニングでそれまで経験したことのない刺激と感覚を得ることができるようになります。

例えば、EZバーを他の人が使っていたので、ケーブルでフレンチプレスとライイング・トライセプスエクステンションの中間みたいなエクササイズを代わりに

「全然効きやしねぇ」

なんて思いながらやったら、翌日にはとんでもない筋肉痛があって、またやろうなんて思うこともあります。

「次もやろう」と思えるとジムに通う動機につながります。

終わりに

私はもう、デカくなろうという情熱はコメ粒くらいしかありません。

デカくなることにあふれ出るほどの情熱をもつ人には、遠回りに感じるかもしれないけれど、私の遊びみたいなトレーニングを年に数回でもやれば、それなり有益なんじゃないかなと思います。

猛々しい情熱のあった十代の頃に戻れるのなら、無駄のないトレーニングをしようなんて考えないで、もっと無駄で遊びのあるトレーニングをしていれば身体もボディビルの成績は今よりもマシだったのかな、とふと頭をよぎるのです。

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