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筋トレQ&A ダイエット

ダイエットと筋肉

減量しながら筋肉をつけるは矛盾する。

質問:
筋トレをしながらダイエットしています。
最近、筋肉も減っているように感じます。
筋肉を落とさずダイエットを続けるにはどうしたらいいですか。
答え:
ダイエットをすると脂肪と共に必ず筋肉も落ちます。

目次

ダイエットのプロセス

ダイエットは意図的に体を飢餓状態にし、脂肪として備蓄されたエネルギーを消費することで、脂肪の減量をします。

ダイエット中に起こる身体や精神の変化は「飢餓状態」の影響です。

基本的にどのダイエット方も「飢餓状態」を作りだすだけに過ぎません。脂肪に特別な性質があって、裏ワザを使って簡単に脂肪を取り除く方法などありません、たぶん。

身体の飢餓状態を、家計に例えると、いくらか理解しやすいと思います。

カロリー摂取を収入、カロリー消費を支出、不動産や金融資産を体内の貯蔵エネルギーとします。

収入が増え、支出を上回ると、余った分は貯蓄にまわしますね。

もし、収入増が一時的でなく、今後も続く場合は、生活をちょっと贅沢にするでしょう。

それでも余るものは貯蓄に回します。人の体も同様です。食べ過ぎていると、脂肪も増えますが、消費カロリーも増えます。

収入が減り、支出を上回ると、一時的であれば、貯蓄を切り崩し、生活に当てます。さらに、低い収入が続くと、貯蓄を切り崩しながら、倹約に注力しはじめます。

銀行口座の残高がなくなりはじめると、金融資産を現金に変えて生活にあてます。

同時に、維持費が掛かる、車や、生活に必要な者以外はせっと現金に変えるか、維持費のあまり掛からないものに変えて支出を抑えるでしょう。

ほとんど同じことが体内でも起きます。

摂取カロリーを減らすと、銀行口座の現金が減ります(グリコーゲン)倹約(消費エネルギーの低下)して、それでも現金が増えないと金融資産(脂肪)や維持費のかかるもの(筋肉)を減らします。

そして、身体的破産に近づくとき、めでたくダイエットが成功するのです。

筋トレの目的

最近では筋トレとダイエットはセットで勧められています。筋トレは筋肉を鍛え、強化し、やり方によっては大きくもなります。

ダイエットへの効果は「基礎代謝向上」ではなく、「低下への抵抗」そして「筋量の維持」ではなく、「減少を緩やかにすること」です。

十分に栄養があれば、筋トレによって、筋肉がついたり、筋肉を強化したりして基礎代謝の向上が望めます、微々たる増加ですけれど。

ダイエットのときに望めるのは、消費エネルギーの増加です。

筋トレ自体の消費エネルギーは大したことありませんが、損傷した筋肉の修復や、疲労物質の除去に結構なエネルギーを消費します、それも主に脂肪分解によるエネルギーです。

また、筋トレを行なうと、筋肉に関して「エネルギーを消費するから、筋肉量を減らしたいところだけど、毎日の生活に必要らしい。

とりあえずいくらか残しておくか」と体に思わせることができます。

すると、全体の経費削減方針はかわりませんから筋肉量の減少は免れませんが、程度は抑えられます。

筋トレがダイエットに効果があるのはこのくらいの程度であり、筋トレすれば脂肪が減ったり、完全に筋量を維持できるわけではありません。

筋量の回復

それでも、筋量を減らしたくない、だれでもそう思うでしょう。

筋量が減れば、体は見映えしません。

ダイエットの目的がそもそも見た目の改善なのに、筋量が減って、見映えが悪くなっては本末転倒です。

しかし、ダイエットでの筋量減少は避けられません。

筋量を減らさないためには、結果的に減っていなければいいので、ダイエット中は筋量減少を甘んじて受け入れ、ダイエットが成功した後に、脂肪の増加に気を付けながら、筋トレをしばらく続け、筋量を回復させるとよいでしょう。

筋肉は不思議なもので、何らかの理由で減少した場合、それを回復するのは、新たに筋肉をつけるよりも早く、容易なのです。

しかし、何年も前の「若い頃」の筋肉は戻りません。新たにつけようとしているのと変わらなくなります。

終わりに

ダイエット中の筋量の低下はどうしても避けられません。

筋肉が落ちても、それは何かダイエットのやり方に問題があるからではなく、そういうものだと割り切る必要があります。

そして、筋トレの効果を過信しせず、時間をかけてダイエットを継続することが大事です。

さらに、脂肪が減ってダイエットに成功したら、それで終わりにせず、リバウンドを避ける意味でも、回復期、もしくはメンテナンス期として筋トレを継続し、筋量回復させ、よりよい体型に作り上げていければ、それこそ本当の意味でのダイエットの成功だと思います。

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