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筋トレQ&A

筋トレで持久力アップ

筋トレでは持久力はつかないのでしょうか。
そもそも、持久力は何を指しているのでしょうか。
持久力の解釈がはっきりすれば、答えは自ずから分かるのです。

質問:
筋トレで持久力アップの効果はありますか
答え:
あります

目次

筋トレをすると、マッチョになって、体が固くなって、プールで沈む。

なんてことが、今もなお、聞くことがあります。

どこからこんな話が生まれたのか、思いもよりません。

しかし、これらの説の影響で、筋トレに先入観を抱き、誤解が生じます。

今回は上述のような、広く思い込まれている考え(たぶん)について書きます。

それは「筋トレでは持久力はつかないのか」ということです。

どう思われますか。

意外と答えは別れるのではないかと思います。

私の考えでは、持久力は筋トレでつきます。

持久力ってなに?

持久力って具体的にどういうことをいうのか?

「5キロ走れる」や「すぐに息があがらない」ということが頭に浮かぶと思います。

いろいろと具体例はありますが、つまりは「継続的な身体的負荷の下での疲れにくさ」だと思います。

筋トレでは持久力がつかないと思われるのはおそらく「持久力=長距離走れる能力」と解釈しているからだと思います。

だから、筋トレを一生懸命やっている人が何キロか走る機会があって、それでちょっとバテると、「筋トレをやってるから持久力はないんだ」などと早合点されることもしばしばです。

しかし、その人が走れないのは他にも理由があって、例えば走る訓練をそもそもしていないからや筋トレをしている、していないに関係なく、もともと有酸素的運動能力が低かったからとも考えられます。

持久力を知るための尺度に長距離走だけを使うのはいささか不十分だと思います。もっと広く、何かの運動や作業をしているときの疲れにくさを持久力と考えれば、筋トレは持久力がつかないという誤解が解けると考えます。

筋力向上と持久力

筋力と持久力は相反する能力に感じられます。

一方は出力、もう一方は継続力。

しかし、実際は筋力が向上すると持久力も同時に向上します。

これは最大筋力にたいして負荷が何割か、という考えで説明が出来ます。

最大筋力の50%の負荷と10%の負荷では、運動を繰り返せる回数は、50%よりも軽い10%の負荷の方が当然多くなります。

例えば、A君がベンチプレスをするとして、一回しか挙げられない重さが100kgとします。

50%の負荷だと50kgで、50kgは20回挙げられたとします。10%では10kgですから50回くらいは挙げられそうです。

しばらくしてA君は不断の努力の末、150kgで一回のベンチプレスが出来るようなりました。

ふたたびA君は50kgで何回できるか挑戦しました。A君は50kgで30回できました。

回数が増えましたね、なぜでしょうか。

理由は最大筋力に対しての負荷の割合が減ったからです。最大筋力の50%の負荷で20回できたのですから、150kg=100%なら、50kgはその30%強になります。

以前は最大筋力の50%でしたが、今は30%強の負荷になりました。負荷の割合が30%強になれば、50%のときよりも、たくさん出来るのは納得できます。

以前は20回だったのが、筋力が増えてから再び行うと30回、これは持久力がついたと言えるのではないでしょうか。

現実的な例をあげましょう。

肉体労働をする場合、仕事中、体格が小さいとか、筋力がないとかの理由で仕事量を減免してもらえることはありません。一個30kgの土のうを30個、トラックからおろして現場に運べ、という指示があれば、筋力が高いほうが当然疲れにくく、持久力があります。

しかし、筋力が低ければ、30kgはとても重いのですから、疲れやすく、持久力がないと考えることができます。

筋トレの運動量

筋力の向上によって持久力が増加することは説明した。さらに筋トレが持久力を増加させる理由があります。

それは作業としての筋トレです。

一回トレーニングをすると、いくつかの部位を行うと思います。

時間にして1時間ないしは2時間は要するかと思います。

しかし、筋トレを初めて間もないと、30分もするとヘトヘトです。2時間も筋トレができる、というのは持久力があると言えると思います。

トレーニングをしばらく休んで、しばらくぶりに、ジムに行ってトレーニングすると、すぐに疲れてしまいますね。

そんなとき体力落ちたなと思います。

ジム用語で「筋トレ体力」などと呼ばれています(もしかしたら私の知り合いの単なる造語で、誰も使ってない可能性がありますが、この機会に皆さんで定着させてください)

そして、ブランクから復帰して、毎度ヘトヘトになりながらも、トレーニングを続けていると、いつのまにか、だんだん疲れなくなってきます。

ブランク前のように、3時間くらい掛けて、全身を鍛えることもできるようになります。

休憩の時間はありますが、3時間、ジムでどこかしら鍛え続けられるのは十分な全身の持久力を備えているからではないでしょうか。

終わりに

筋トレで持久力がつく、つかないとは、どこに「持久力がある」という基準をおくか、によります。

いうまでもなく、筋トレでフルマラソンを走る持久力はつきません。

しかし、運動らしい運動を日常していない人にとっては、筋トレをすることで筋力や筋肉たけでなく、十分に持久力も養うことができるのです。

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